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2018年5月13日日曜日

原因が不明の慢性痛 脳の側坐核を刺激して解消 小さな目標を作って達成するだけ

原因が不明の慢性痛 脳の側坐核を刺激して解消 小さな目標を作って達成するだけ

原因が不明の慢性痛 脳の側坐核を刺激して解消 小さな目標を作って達成するだけ

慢性痛 原因がわからない痛みの正体

思い当たる原因が無いのに体が痛む。そんな痛みで悩んでいる人は増えているという。このような例として、番組では原因不明の歯の痛み、腰の痛みに悩む重症の方を取り上げていました。

このような原因不明の痛みは程度の差こそあれ慢性痛と呼ばれているそうです。この慢性痛で悩んでいる人はなんと日本で2300万人いるとされているという。

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Photo by matsuyuki

原因不明の歯の痛み 書道で解消?

58歳のNさんは頑固な歯の痛みに悩まされている女性。顔半分がとてつもなく痛くなるという。

この痛みの発端は親知らずだという。治療したにもかかわらず、数日後痛みがぶり返したという。

歯医者に行っても悪いところが見当たらず、痛みだけが残ったという。

Nさんは後に習字を習うことで歯の痛みが解消したとのこと。

原因不明の腰の痛み 本屋で解消

Kさん41歳は去年に腰の痛みを発症し歩くのもつらい状態になったという。Kさんの場合も病院で検査をしても痛みの原因となるものが見つからなかったということでした。

病院を転々とするが痛みの原因はわかっていないとのこと。

後にKさんは本屋で腰の痛みを解消することができました。

慢性痛の基準

実際問題どいったものが慢性痛なのか。それは、理由は無いのに体が痛む。薬を飲んだりマッサージしても痛みをまたぶり返してしまう。このような痛みが3ヶ月以上続く場合は慢性痛になるとのこと。

慢性痛の解消には脳の側坐核がポイント

アメリカのノースウェスタン大学には痛みの最先端施設があるという。ここで30年以上研究を続けている痛みの世界的な権威、ヴァーニャ・アプカリアン教授によると、痛みというものは頭の中にあるものだという。

さらに脳の活動が痛みの強さを決めているといっても過言ではないという。

痛みに関係している脳の部位は一箇所だけではなく、非常に広範囲に渡っていることもわかっているとのこと。

側坐核が痛みを和らげる

先生によると、脳には痛みを和らげる場所があるという。それが側坐核(そくざかく)と呼ばれるところ。

脳の中心の近くにあり、一度痛みの信号が脳に伝わると痛みを和らげる物質を放出して痛みを和らげてくれるという。

アプカリアン先生によるとこの側坐核を利用することができれば慢性痛を治すことにつながるという。

認知行動療法で慢性痛を解消

先程の腰が痛いと言っていたKさんや歯が痛いと言っていたNさんの慢性痛が和らいだ理由は、認知行動療法にありました。

これは、世界中の痛み治療として実践されているもっとも効果的な手段と考えられているという。

Kさんは愛知医科大学病院にかよい認知行動療法を受けていました。そこでは、治療目標設定シートが使われていて、自分が達成したい大きな目標と小さな目標を設定します。

Kさんの場合は大きな目標は家族で旅行に行けるようになることで、小さな目標は遠くの本屋へいって旅行雑誌をチェックしてみるに設定しました。

もう一度家族で旅行したいという思いがあり、そのために小さな目標をクリアすることで側坐核を刺激して活発にして痛みの解消につなげているということでした。

小さな目標をクリアした時は痛みを忘れているという。

Nさんも同じように、大きな目標を字をうまくかけるようにと設定し、小さな目標を一文字ずつ丁寧に書くというものに設定しました。

このようにして、習字に集中して側坐核をゲンキにして痛みを解消しているとのこと。

側坐核に刺激を与えて活性化する方法

番組では、側坐核をよろこばせる簡単な方法を紹介していました。
ポイントはかつて好きだったこと、あるいは今現在夢中になれることに取り組みます。

あるいは、大小小さな目標を作って、達成してくという、ある種の成功体験を積むことで側坐核は刺激されるとのこと。

これによって慢性痛の痛みもなくなってくるとのこと。


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