プロフィール

2017年8月3日木曜日

気を満ち溢れさせる

■「事業は閃きである」

 唐池恒三(九州旅客鉄道会長) 

(唐池) 
……そういう中で、繁盛する店と繁盛しない店を分ける一番の要素は、
その店に気が満ち溢れているかどうかだと気づきました。
  
気というのはたとえ初めて行く知らない店でも、なぜか入る前から薄々感じるものです。
綺麗に掃除されていたり、元気のいい声が飛び交っていたり、
そういう店はいい店だなって思いますよね。
実際、料理もサービスもほとんど間違いない。
 
では、気を満ち溢れさせるにはどうするかと。
これは外食事業部時代からいまも社員に言い続けていることですが、
一つは「スピードあるキビキビした動き」。迅速に動くと気が集まります。

二つ目は「明るく大きな声」。挨拶にしても打ち合わせや電話にしても、
小さな声でヒソヒソ喋っている人がいるんですけど、
それじゃあ全然職場に気が満ち溢れません。
だから、もっと明るく元気に大きな声を出せと、こう言うんです。
 
(何より唐池会長自身が体現されているので説得力があります。)

(唐池) 
三つ目は「隙を見せない緊張感」ですね。
誰に対して緊張感を持つのか、それはお客様です。
本社にいるとお客様は見えませんので、お客様を想定して、
こういうことをしたらお客様はどう感じるか、
どう反応するかということを意識する。

現場は常にお客様に見られているので、
お客様がいつ来られてもいいような態勢を整えておく。
 

致知出版社様メルマガよりシェアさせていただきました。


押忍!

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