プロフィール

2017年1月15日日曜日

良いことは人のせい、悪いことは自分のせい

ある日の会館朝礼にて、


「君たちぃー、


いまから言うことをよーく、おぼえておきなさい!


[良いことは他人(ひと)のせい、


悪いことは自分のせいにするのよぉ!]


自分がたてた手柄はな、


他人(ひと)がやりました、とすんなりと手柄を譲る、


自分がやりました、と絶対に言うなよ!


それとは逆にな、


他人(ひと)がおかしてしまった悪事、悪いことはな、


すべて自分がやりました、と自分のせいにする!


それが漢(おとこ)の生き方や!


昔な、戦後のドサクサの時にな、


ある親分がいた、


その親分はな、子分がしでかした悪事、罪をな、


じぇんぶ(全部)、自分がやりました、


子分はなにも悪くありません、


責任はすべて自分にあります、と言ってな、


刑務所に長ーく入った親分がいたのよぉ!


そういう生き方こそ、


漢(おとこ)の中の漢(おとこ)や!


その後な、

その親分の組織は、でぇーかく(大きく)なったのよぉーーー!


と、いうことでな、


君たち、


[良いことは、他人(ひと)のせいにする。


悪いことは、自分のせいにする。]


よーく、おぼえておきなさい!


どちらかと、いうとね、


陽徳は罪になります。


陰徳を積むのよぉーー


わかったぁーーー      」


極真                大山倍達総裁


***

「このシリーズ、あくまでも、 

わたし石黒が第十九期生として内弟子修行した三年間当時の、 

拙い記憶、日記、メモをもとに書かせて頂いております。 


強烈猛烈な師匠への憧れ、 尊敬、

何度でも何度でも、繰り返し繰り返し、同じお話をされる総裁。 


その強烈なインパクトで、今もって総裁のお言葉が頭に耳にこびり付いております。


その辺りを御理解して読んで頂けると非常に幸いであります。 


内弟子諸先輩後輩の皆様方、また優秀な極真会館、師範、先生、先輩、後輩の皆様方がおられる中、 

誠に僭越では御座いますがあえて書かさせて頂いております、御理解の程をどうか宜しくお願い申し上げます。 


いつも本当にお世話になりありがとうございます。 


今後とも御指導御鞭撻の程を宜しくお願い致します。」


押忍!













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