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2015年11月24日火曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。

いつもありがとうございます。



☆☆☆


人間の命は奇跡の連続の上に成り立っている——

このことは本欄でも何度か紹介してきた。

中でも忘れられない話がある。

本号にもご登場いただいている
村上和雄、桜井邦朋両氏から伺った話である。


「人間の持っている遺伝子情報は、
 一粒の米を60億に分けたほどの極小スペースに、
 一ページ1,000文字で千ページある
 大百科辞典3,200冊分が入っている」  

——村上和雄氏


「太陽の中心核では4つの水素が
 融合して一つのヘリウムを作るが、
 水素の質量の0.7パーセントが
 エネルギーに転換して放出され、
 それによって太陽は輝いている。

 この放出量が0.71パーセントだったら
 星の進化スピードが早すぎて、太陽はすでにない。
 0.69パーセントだとスピードが遅くなり、
 ヘリウム結合ができず、137億年たっても
 炭素が作られず、生命は生まれていない」  

——桜井邦朋氏


鮮烈だった。
何かとてつもなく大きな意志が働いている。
そうとしか思えない宇宙現象である。


一つの生命細胞が生まれる確率は、
一億円の宝くじに100万回続けて当たるような確率であり、
現代科学はいまだに一つの細胞も作れていない、とも教わった。


☆☆☆

致知より



拳立て三十二回です。




今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。



押忍 石黒康之

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