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2015年9月15日火曜日

今日の言葉2

本日、二つ目の今日の言葉となります。


宜しくお願い致します。



☆☆☆

いまや二人に一人が生涯で
がんになると言われている日本。

手術や放射線治療、抗がん剤治療など、
治療法は様々ですが、いま食事療法に
新たな光明が見え始めています。

腕利きの外科医だった済陽高穂氏が取り組む
「済陽式食事療法」が示す驚きの効果とは?


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    「驚異の実績を持つ済陽式食事療法」

     済陽高穂(西台クリニック院長)

     ※『致知』2015年10月号
     連載「生命のメッセージ」より

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【村上】
実際、食事療法でどれくらい
症状がよくなるのでしょうか。


【済陽】
一番分かりやすいものとして、
末期がんや晩期がんと呼ばれる、
もう手術や放射線治療ができないような状態の患者さんに、
食事療法でどれくらいの効果が
出ているのかを示すデータがあります。

これまで外来などを含めて症状の重い患者さんは
1,000名近くいらしているのですが、
平均5年にわたる観察を続けて取れた
データは412名分のものになります。


【村上】
データを取れなかった方というのは?


【済陽】
食事療法を指導しても、私の言うことを
全然守ろうとしなかった方たちがほとんどですね。

食事療法にはいくつかルールがあるのですが、
例えば、野菜をたくさん摂ってくださいと言っても
「そんなのがんの治療と何の関係があるんだ」とか、
お酒はやめるように言うと「酒は体にいいんだよ」とか(笑)。

こういう方はクリニックに戻ってこられないので、
フォローのしようがないんです。

一方で、412名の中には胃がんや大腸がんと症例は様々ですが、
そのうち食事療法によってがん細胞が完全に消えるか、
もしくはかなり症状が改善される方が252名いて、
これが全体の60・2パーセントにあたります。


【村上】
末期の患者さんのみが対象で
その数字というのは、素晴らしいですね。


【済陽】
ありがとうございます。
残念ながら亡くなられた方も412名のうち
3割ほどおられるのですが、
その理由は大きく分けると3つあるんですよ。

一つは既に治療段階で抗がん剤が使われすぎていて、
食事療法をいくら頑張っても骨髄機能が回復せず
、リンパ球が増えないケースですね。
こうなると免疫力が低下したままなので回復はとても難しい。

それから食事療法を続けている途中で
もう治ったと患者さんが勝手に判断して、
肉食や飲酒を始めてしまうというのもあります。


【村上】
もうちょっと我慢すればよかったわけだ。


【済陽】
そうなんですよ。最後の一つは大腸がんなどが
ひどくなって腸閉塞を起こしてしまうケース。

これも栄養素が腸から吸収されなくなるので
食事療法が効きません。

ですからこうやって細かく原因を見ていくと、
亡くなった患者さんの中には、
もう少し早くこちらに来られれば
助けられたかもしれない方が半分以上はいた
ということになると思うんですね。


済陽式食事療法というのは、
体が本来持ち合わせている免疫力や代謝機能を取り戻し、
さらにそれを高めることで
がんの治療効果を上げようとするものです。

ですからがん治療にはもちろんのこと、
がんを含めた病気を未然に防ぐ上でも
有効なのではないかと私は考えているんですよ。


【村上】
食事療法の可能性を感じさせるお話ですね。



※済陽氏が食事療法に目覚められた経緯や、
 氏が提唱する食事療法の具体的な内容については
 本誌P114をご覧ください!


☆☆☆



致知より





押忍 石黒康之

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