プロフィール

2015年7月22日水曜日

今日の言葉 稽古

石黒ブログを読んで頂けるご縁に感謝致します。

いつもありがとうございます。




「プロというのは寝ても覚めても
 仕事のことを考えている。
 生活すべてが仕事。
 そこがアマチュアとの絶対差だ」

相田一人(相田みつを美術館館長)


仕事に対する態度は若いころも晩年も変わりがありませんでした。
夕方からアトリエに入り、興が乗れば徹夜をして書き続けました。
夜、仕事をするのは雑音が少ないからだといっていました。

仕事を始めると、私も妹も決してアトリエには近づきません。
子煩悩で昼間は私たちをかわいがってくれましたが、
夜になると一変してしまいます。

父がアトリエに入ったら
行ってはいけないといわれていましたが、
足を踏み入れると、恐ろしくなるような緊張感があって、
いわれていなくても近づける雰囲気ではありませんでした。

食事の時間が来ると母が声を掛けますが、
興が乗っているときはまったく顔を見せません。

疲れるとゴロンと横になって、
指で天井に字を書いていました。

「何をしてるの?」と私が尋ねると、


「プロというのは寝ても覚めても仕事のことを考えている。
 生活すべてが仕事。そこがアマチュアとの絶対差だ」


と。リラックスしているときでも、
頭の中は書のことでいっぱいだったようです。


致知より



拳立て七回です。



今日一日、皆様が無事であることを神にお祈り致します。



押忍 石黒康之

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