プロフィール

2015年3月20日金曜日

今日の言葉2

いつもありがとうございます。


本日、二つ目の今日の言葉です。


宜しくお願い致します。





「賢は賢なりに、愚は愚なりに
 一つのことを何十年と継続していけば、
 必ずものになるものだ。
 
 別に偉い人になる必要はないではないか。
 社会のどこにあっても、その立場立場において
 なくてはならぬ人になる。

 その仕事を通じて、世のため、人のために貢献する。
 そういう生き方を考えなければならない」

 
私は、この言葉は安岡先生が
すべての人に託したメッセージだと思っています。
そういう生き方を一人ひとりがしていく、
それが真の活学だと思います。

要するに、その場その場になくてはならぬ人になる
ということが一隅を照らすということです。

一隅を照らすというのは、
なにも自分の周りを照らすんじゃないんですね。
自分自身を照らすことなのです。

これはよく社員に言うことですが、
皆さんは自分の体を自分のものだと思っているでしょう。
でも、自分の体の中に自分のものなんか一個もありませんよ。
人間の体を分析したら、その辺のコンクリートと同じ成分が出てくる。
全部与えられたものなのです。

天地から与えられたこの命、この体、この心、全部借り物。
だから、時間がきたら返さなければいけない。
天地から借りている、この自分という場をまず照らさないと、
周りなんか照らせない。

だから、一隅を照らすというのは、
まず自分自身を照らすことなんですね。

(講演:藤尾秀昭)



致知より




押忍 石黒康之

0 件のコメント:

コメントを投稿