プロフィール

2010年11月1日月曜日

あたりまえのこと

石黒ブログを読んでいただける、ご縁に感謝します。


こんなん事がありました。
内弟子時代に極真会館総本部四階(以前の総裁のご自宅)に呼ばれました。先輩も誰もおらず大山総裁と二人っきりでした。総裁は内弟子の自分にわざわざお茶を入れてくださり、もなかなどをだしてくれて君食べなさいと言って、黙ったままでした。
自分ら内弟子は当時総裁と口を聞くなど考えられませんでしたが、自分は思い切ってこう聞いてみました。

「総裁、歴史に名が残る人物になる為にはどうしたら良いでしょうか?」

総裁はいつもの様にケケケと無邪気に大笑いしてから急に真顔になり眼光鋭く僕の眼をみながら一言おっしゃりました。

「それはな石黒君、毎日修行(修養)する事だ」と

この時の僕にはよく分かりませんでしたがあれから二十年以上たち、いま考えてみるに、

「あたりまえのことをあたりまえにする」なにも特別な事をする必要はない、たとえば挨拶をしっかりする、返事をしっかりする、脱いだ靴をそろえる、トイレはよごさない、これらあたりまえの事をあたりまえにしなさい、という事だったのです。

以上少し長くなりましたが、改めて心にきざんで日々生活していきたいと思います。

押忍 石黒康之
あたりまえのことをあたりまえにする。

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